ふわふわ
夜迷事。よまいごと。
ひとは一人でもほんとのことを言えなかったりする。
嫌われたくないから、あわよくば好かれたいから、否定されたくないから、良くあろうとする、強欲。
でもどちらかに振り切った言葉をつかうのは少しこわくて、なんか濁したり、ちょっと違うことを言ってみて周りに合わせて自分を調節する、矛盾。
少し時間が経ってなんであんなこといったんだろう、とか、時間が経つことなくてもうまく気持ちが喉を通ってきてくれなくて、赤でも青でもない紫色の言葉に嫌悪感を抱く、後悔。
きがする。
ほんとうは「ほんとのこと」が言いたいのに「ほんとじゃないこと」がでてくる。
「ほんとじゃないこと」は「うそ」じゃない。でも、ほんとじゃない。
なんてね。
夜はいつも寝れないからいろんなことを考える。考えてはいないんだけど、ただなにかを思う。世迷言ならぬ、夜迷事。
ここはそんな迷子になったわたしの言葉を蓄えておこうと思う。テーマを持つとなんとなく安定的になる、ような。
事実だけが全てではなく、目に見えているもが事実でもなく、探し物を探すそんな旅があるとしたら。それがもしかしたら。
じぶんでもよく分かってないんだけどさ、なんとなく。てきとうなことを言いたい。
よくねた、よくねれた
ごきげんよう、またいつか