さやさや


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こんなに近くにあって
こんなに必要だというのに

ときどき傷つけたくなって
ときどき捨てたくなる

それなのに悲しくなって
それなのになぜか納得する

学びがない
学びというと落ち度のようだけど
それが本当に必要なものなのかも

わたしが欲しいものは
欲しいものではなく
欲しいものが与えてくれるもの

でもそれを与えてくれるものは
与えるものだから
わたしは与えるものが欲しいよ

でもきっと安心したら怖くなる
なんで安心したら怖くなるんだろう

あたたかいから冷たくない
のではなく
あたたかいけど冷たくない
なのはなんでだろう

挙句、あたたかいから冷たくなる
のはなんでだろう

あったら嬉しい
無くなったら怖い
あったら安心する
いつまでもあって欲しい

無くならない?いつまであるの?
大丈夫?ねえ教えて?

本当にこれは安心してるのかな
ねえ、大丈夫?

優しいってどんなかたち?
優しいってどんないろ?
あなたにとっての在り方は?

どんなことをされたら嬉しくて
どんなことをされたら悲しくて
どんなことを

ただの言葉遊び

認められたい
だれに?なにを?
だれでもいいの?なんでもいいの?

表の裏は裏じゃなくて
正しいの反対は間違いじゃない

一本道じゃちょっと不安になっちゃうから
いろんな道をたどって色んな答えを探すんだ
たくさん出口があったほうが逃げやすいもの

べつにいみはないんだけどさ
ただすこし。

いままでの年月をだれかに、なにかに、費やしてきたわけでも、費やされてきたわけでもなくて、ひとりで、ひとりだから、なにもないなあって、比べてしまう。好きになったものも、好きになったひとも、それらにはもっと好きになったものやひとがいて、もっと好かれたものやひとがいる。時間をかけなければ知れないことや、時間があっても力がないと知れないこと、知ったとしてもどうにもならないことが多くって、嫉妬しちゃう。もっと早くから、もっと深く、なにか見つけて好きでいればよかった。見つけてもらって好かれていたかった。なにかのだれかの一番でいたかった。見つけたいし見つけて欲しい。見つけられたい。そんなことを思う。

これからさき、まだまだ時間はあるのについつい過去ばかり見ちゃう。だって先は見えなくて怖いんだもの。見えるものの、見えそうなものについつい手を伸ばしてしまう。ついつい。

届きそうなのに、触れていたはずなのに、掴めないから、苦くて苦しいや。思い出はたまに無くなるけど、気持ちは消えない。かもしれない。ぜんぶ矛盾でも、それがじぶん。それがあってるよ。

ねないとな、はやくねたい
またあしたね、おやすみなさい